2009-01-25

セフレ孤独のはざま

セフレとして付き合っている男がいる。

彼とはある音楽イベントで知り合い、付き合い始めて直ぐ、寝た。

孤独だった私は、孤独であることの虚無感をうめるために彼にのめり込んだ。

最初は友達、そして彼氏彼女の仲になった。

しかし、彼は自分仕事趣味、友人関係を大切にするタイプ

私はほったらかしにされた。

私はかまってほしかった。

一緒にご飯を食べたかった。

一緒にお酒をのみたかった。

一緒に買い物にいきたかった。

一緒に過ごし、肌を重ね、長い夜を分かち合いたかった。

しかし、彼にとっては、私の優先順位はとても低かった。

それをしった私は、彼氏彼女関係を解消し

単なるセフレとして後腐れなく付き合おう、と申し出た。

彼は、それを承諾した。

そして、私達は「単なるセフレ」として付き合っている。

最初、私は、自分は体だけを求める

倫理的な売女のような女だから、これでいいのだと思っていた。

しかし、月に1回、2回くらいの頻度であい

会った時は楽しく語らしい、飲食をともにし、夜は優しい愛撫をうける。

そんな関係が続くと、とてもとても寂しくなった。

セフレだから、これ以上は望めない。

彼とは「楽しいオトナな関係」を続けて行くだけであって

一緒に済み、一緒に笑い、一緒に泣き、家族を増やして

幸せな家庭を築き上げることもできない。

孤独な夜に、肌や唇をあわせ、相手の心臓の鼓動や体温をかんじながら

眠りにつくことはできない。

ひとりで、夜の深い底にいると、発狂しそうになる。

彼は優しい、しかし、残酷だ。

私の気持ちをしっているのに。

そこまで悟っているのに、

私は今日も、彼の連絡を、ただ待っているだけである。

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