アスペルガー症候群という単語を知ったのは、某巨大掲示板に書き込みをしてみたら「アスペルガーじゃね?」とレスされた時だ。
他人の表情が病的に読めん!怒ってるのか喜んでいるのかすらわからん。
ボーリングでストライクを取ったときにどういうリアクションを取ればいいかわからん。
はしゃげばいいと思ってはしゃいだらひかれた。
みたいな書き込みをしたときね。
アスペルガーかもしれないし、そうでないかもしれない。
どっちであっても、変ることはないからいいんだ。
「苛められて大変ね」「浮いてて辛くない?」「お前だれそれに嫌われてるぞ」といったことを人づてに聞いて
「え?俺浮いてたの?」
と知るくらいだから、浮いた、苛められた、その手の苦痛はほぼ全くない。
知らなきゃ苦痛はないのだ。
友達の家に泊まったさいに夜更かしして、
「そろそろ寝るね」
と言って寝たら
携帯が鳴り
「あいつようやく寝たよ」
というメールがその友達から届いた時にはよりにもよってそんな宛先の間違いかたやめてくれって思った。
今頃ながら自覚しよう。
空気が読めないということを。
そうすると、突然に悩みが増える。
たまに嫌われたりしていたが、まあ人には好き好きがあるし嫌われることもあるだろうと軽く考えていた。
もしかしたら、敵はもっともっと多く、というかみんな敵にしてしまってるのかもしれないと思いはじめた。
味方はいるのか?
27年間彼女がいないことは自分以外はみんな敵だという証明なんじゃないだろうか。
親金持ちのボンボンで、美容と服飾費に年50万以上かけ、ジムに通いプロポーションを整え、年収も500万弱はあり、そこそこの大学とそこそこの国家資格を持ってりゃ彼女くらい一度や二度出来て当然のような気がしてきたのだ。
顔が奇形なんだろ!って言われそうだな。
両親とも美男美女って評判なのにな。
空気読めないことに気付かなければ、週に4回ジムで筋トレして週に1回ダンススクールで踊ってるだけで幸せだったはずなんだけどな。
そういえば、ジムで友達を作ったことも、ダンススクールで友達をつくったこともないな。
今頃気付く。
まあ、無理に周りに合わせる必要はないのでは。 まずは、ジムやダンススクールやいろいろで付き合えそうな友だちをつくるところから。 ↓ こういうのはちょっと微妙に付き合いたく...