http://msn1.sunmarie.com/consult/index_1036.html
もう少しお付き合いしてからと思って、返事を保留にしていたら、
彼は、毎日毎日お母さんから反対されて、かなりまいっていたようです。
私はやっぱり彼のことが好きだし、返事を保留にしていたことを後悔しています。
今は結婚したいと思っていることを伝えたいと思って、
私から連絡をしても、一切返事をくれません。
このまま自然消滅するのか、
彼の家へ乗り込んででも、今の彼の気持ちを聞こうか悩んでいます。
「もう合わない方がいい」のメールがあったんならちっとも自然消滅じゃねーじゃねーか!
でも、彼の別れの大きな理由は、すでにあなたにも伝えられていたことなのだと思いますよ。
つまり「彼のお母様が、反対している」ということです。
ちがうだろー。保留だよ。保留が致命的だよ。
女は選びたい生き物だから保留当たり前なんだろうけど男にとったらああもうダメだと思うぜ。
なにしろ自分は保留されるような奴なんだから。
相手を選ぶというのはきれいごと抜きに考えれば賢い生き方なんだけど、それにはどうしても打算という裏面がちらつく。
その裏面の裏面(つまり表)は愛だの何だのというきれいごとに、一応はなってるはずなんだ。
それを両立させるためには「打算」というものをどうオブラートに包むかが肝心だ。
それは「打算」ではなく「相性」だと言い換えたり、「打算」のない「フリ」を表面上(あくまで表面上)徹底したり。
「打算」が悪いと言ってるんじゃない。いや、悪いんだけど、必要悪だ。必要だからこそ見えないようにしなければならない。
一方、男からの告白やプロポーズは、女にとって命の次に大事な「選択の機会」を奪う相当な暴力的最終兵器でもある。
これを早まる男というのはそれだけで究極バカではあるが、こういうバカをどうコントロールするかも女の腕の見せ所なんだ。
そのバカさが人間的善良さを伴っている場合など、最終兵器を早まったというだけで切るのはもったいないからだ。
こいうときの対応の基本形は「肯定っぽい返事をしつつ、○○の仕事が終わるまで、祖母の15回忌が終わるまで」など理由を付けて引き延ばすことだろうと思う。