2008-12-29

「ひろえば街が好きになる」そうなので、実際にゴミ拾いしてみた

日本たばこ産業「ひろえば街が好きになる運動」にいたく感銘を受けまして、今年の仕事も終わったことだし気まぐれにゴミを拾ってみました。町中を流れる川の両岸の小道を、ゴミ袋いっぱい。

その所感です。

  • たかだか1キロメートル道路両脇のゴミを拾うのに5時間
  • しゃがんだり立ったりでひたすら腰が痛い。1円玉を拾うのは得か損かでよく議論になるが、もし損なら少なくとも数千円以上のエネルギーを費やしたことに。
  • 落ちているゴミ98%タバコの吸殻
  • まだタバコの匂いが残っている吸殻も3%くらい。ポイ捨てした人が立ち去った後も路上に長時間悪臭を放ちつづけていると思われる。
  • おかげで手がタバコ臭くなる。洗っても取れない。
  • 人が拾っている目の前でタバコを捨てていく輩
  • 一巡して戻ってきたら真新しい吸殻が増えている
  • 通りすがり子供とおばちゃんに応援された。ありがとう
  • 不注意で手を切った
  • 最後にいっぱいゴミのたまったゴミ袋を縛ったら、タバコの匂いが顔面にモワーン

結論から言いますと、街が好きになったかどうかは微妙です。よくわかりません。

あと、特に道具もなしだと、おそらく何かの刑罰として最適なんじゃないかと思います。もしこれを読んだ誰かがやるなら、きちんと道具を用意したほうがいいです。

帰ってきてからWikipediaのこの項目を見たんですが、

ごみ拾い - Wikipedia

  • ポイ捨てに対する怒りの発散行為

見透かされています。

まあ、なにしろ98%ですから、日本たばこ産業「ひろえば街が好きになる運動」は完全にマッチポンプですよね。

  • 昔「探偵ファイル」で富士山掃除に行ったら、落ちてるゴミの圧倒的多数が富士山にある店や自販機のゴミで脱力したって書いてたことあったね。

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