暗くなった大学の大教室の様なところで何かを見ている僕。あまり集中してそれを見ていないようで机に座りながらティッシュを蹴って前に飛ばしている。
それに対して若干下のほうに座っている女の子が怒りながらティッシュを投げてくる。
その女の子はティッシュを丸めずに投げているようで僕の足元ぎりぎりまでしか飛んでこない。そんなティッシュをまたその子のほうに蹴り返す。女の子はまた何かを言いながら僕に投げ返してくる。
女の子は今まで僕が見たこともない人で、名前もわからない人だった。だけど、夢の中の僕はその人に好意を抱いていて、その女の子も怒っている顔の奥で微笑んでいるような感じだった。夢の中の僕はそれに気づいていてとても楽しそうにその子に向けてティッシュを蹴っていた。
僕とその子がこうして良く分からないやりとりをしているうちに目が覚めてしまった。その子に再び会いたいと思って眠ってみたけれども会えず。
あの女の子は誰だったのだろう。その子の顔を忘れないようにと思ってこうして書いているけど書いているうちにどんどんその子の顔を忘れていく。もはや覚えていない。悔しい。