感情とは現に感じた紛う事なき事実である。理屈とは感情を否定するものではなく、この、心に生じた感情を言葉とするためのものである。
したがって、間違っているのは感情ではなく理屈なのである。
どんな理屈を述べたとしても、この感情は揺るぎない事実であるが、それを理屈で完璧に表現できると証明はできない。
理屈には、往々にして間違いや不足がある。
だから納得できないのである。
「生理的に無理」
心の内を理屈付けたのが「無理」であり、その理屈が「生理的に」である。
心の内は変わらない。ただ「生理的に無理」という表現がその全てではなかろう。
不足したり間違っている理屈をより良い理屈で補えた時、両者は腑に落ち納得する。
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理屈的と感情的の間にある、ちょうどいいバランスの取れる場所を探している。 感情や本能を理屈で説明しようとする人が多々いる気がする。 ひどいのになると「赤ちゃんがかわいい...
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