国籍法改定問題のもう一つの争点は二重国籍容認の是非なのですが、
こればかりは、たとえ日本で騒いだところで阻止のしようがないと思います。
韓国は2007年10月現在、日本と同じように20歳以前に出生などにより国籍取得の場合満22歳になる前、20歳以降に他国国籍を取得した場合は取得より2年以内にどちらかの国籍を放棄することと、韓国籍を取得した外国人は取得より6ヶ月以内に元の国籍を放棄することを法で決めている。しかし、専門家や優秀な人材の国外流出を防ぐことを目的として、「兵役を終えた韓国人」と「専門知識を持つ外国人」「200万ドルを韓国へ寄付した外国人」などに限り、制限的に多重国籍を許容する方向で調整している。
今、韓国の国籍法がどういう状態なのか、私は存じませんが、もし中国や韓国で二重国籍が容認されたら、
日本でどんなに二重国籍反対と騒ぎ立てても意味はないと思います。
日本国籍と他の国の国籍の二重国籍を持っている外国人がいるとします。
その他の国が二重国籍を容認し、どちらかの国籍を放棄する必要がない制度を定めているのであれば、
よって、日本人が外国に帰化する場合は日本国籍を放棄しなければなりませんが、
外国人の場合は、その人の母国の制度によっては、放棄する必要がないんです。
まあ、とにかく外国が二重国籍を容認すれば、日本はどうしようも無くなってしまうのではないかというのが
私の考えですね…
国籍法反対派は気付いているのでしょうか?