2008-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20081219101659

うーんと。

あなたの言う「女は『損ばっかり』」というのは「女には『得はひとつもない』」&「男は『損がひとつもない』」ということを意味するのかな。そうだとすると、残念ながら同意できない。女に得が一つもないかどうかは知らないが、【男社会】を前提にしてもそこで『男』に生まれて損だなあと思うことくらいあるさ、肉体的にも精神的にも。

ウチの嫁はじゃれあってるといきなりヒザでタマ蹴るんだぜ。まともにHIT!したときの痛みとか、シャレにならん。毎回注意してその度ごめんと言われるが、でも本質的なところでこの痛み辛さはコイツには絶対分からねえから何度も繰り返すんだろうなあと思う。まあこれはちょっとした冗談だが、お互いに『理解できない痛み』というのはあるだろう。腰痛無しにゃ腰痛持ちの恐怖を実感してもらうのが難しいように。タマみたいな変なものをブラブラぶらさげて歩く悲しみとおかしみと切なさというのは、そもそも女性想像がつくものなのかね?

精神的にも、社会の中で自分には明らかに不向きな『男性ロール(役割)』を要求されるシーンは数多く、単に『男性ロール』からはみ出してるというだけで理不尽な見下げ方をされることは多い。そもそも男性の方が出世しやすいからと言って男性の方が「恵まれてる」というのも変な話だ。オレなんて現場にいるのが一番楽しい上司女性で全然構わねえ。別に出世なんてしなくていいならしたくないし、まあそういう人間だって結構多いんだぜ?

で、現実がそういうことを口に出せる社会かというと、残念ながらそうではない。「やむを得ず/涙を呑んで」出世していくんだ、そういう人は。けどまあ大抵の場合そんな中で、泣き言言わずに一所懸命生きてるんだ、みんな。

だからやっぱり「どっちが」問題は不毛だよ。

  • 内容には全面的に同意するし、だからこそ「女はラク」「いや男のほうがラク」という言い争いが不毛だというのには同意するが、元増田はたぶん、それを前提として「専業主婦はラク」...

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