ふと、母校の小学校名でググってみたら、恩師M先生が寄稿したコラムが載っている新聞社のページを見つけた。
M先生の経歴に母校の名前が書かれていて、それで検索に引っかかったのだった。
実は私はそのM先生の教師生活2年目での、初担任のクラスの児童だった。
M先生は明るくて気安い熱血男教師(ただしギャグっぽい、ちょっとエロい)だったので、クラスの男子からも女子からも人気があった。
どちらかというと、教師ではなく近所の兄ちゃんのような慕われ方。
熱い。涙もろい。怒るとうるさい。(松岡修造系?)
そういう性格の教師なので授業は脱線が多く遅れに遅れ、三学期が終わるまでやるべきカリキュラムを消化できなくて保護者から苦情が来ていた。
近所の兄ちゃんとしては頼もしそうだが、教師としては頼りなかったという記憶しかない。
そんなM先生が新聞の教育がテーマのコラムに、目指す教師の姿、教師生活○○年で実感した事など、「ベテラン教師」として寄稿していた…。
いやあ、なんだかもう、すごくおかしいwwww
別に馬鹿にしているわけではなく、「あの」M先生が、「こんな」ベテラン教師になって真面目な文章を書いているなんて意外。予想外。ものすごいギャップ。
クラスの女子に「Mせんせーエローい!!キャー!!!」とかよく言われてたんだよwwwww
(女子が色気づく頃だったから、セクハラな言動に敏感に反応して騒いでた。別に問題になるレベルではない、と思う。今のご時世だとヤバイかもしれないが。)
いつの間にこんなにすごい真面目な頼れるベテラン教師になっちゃったんだ!ほんとすごい!時間の流れすごい!
(…まあ、私もいい大人になったわけで、同じ時間でM先生はもっと大人になっていたというだけなんだろう…)
M先生、
授業は遅れまくってたけど、脱線楽しかったです。
コラムによると子供からの人気は今も変わらなく、さらに保護者の評判も良い先生になられているとは、教え子としては嬉しい限りです。