「エロ漫画はストーリーではなくそのエロさによってのみ評価されるべき」という意見がある。
エロ漫画は実用性を重視すべきだ。と言い換えても良い。
しかし実用性を重視することと、エロ>ストーリーとすることとはイコールではない。
見知らぬグラビアアイドルをオカズにした時よりも、少しかわいいクラスの女の子をオカズにした時の方が
興奮したという方は多いのではなかろうか。
初めて同人エロ漫画を読み、見知った漫画のキャラクタ達の痴態を見た時の興奮も同じである。
つまり、表面的な性欲を消費するためのツールとしてだけではなく、より深い社会的な性欲とでもいおうか、
もちろんそのことがストーリー重視に直結するとはいえないが、
ストーリー重視であることはエロ漫画としての実用性の欠如には必ずしも繋がらないということはいえるだろう。
(今までの話はエロ漫画≠「性的表現のある漫画」であってエロ漫画=「抜くことを目的とした漫画」と定義する限りにおいてのものだ)
というか。 「表面的な性欲」と「社会的な性欲」って全然別個のものだろうか、という疑問が俺にはある。社会的なものを剥ぎ取ったピュアなエロって存在するか? 裸がエロい、っつ...