http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1199536.html
最近の邪気眼の傾向は学園異能バトルだけれど、そういう条件だからこそナヨ型主人公が成立するわけで、三十代や四十代のおっさんが主人公を取って頑張るシチュエーションはどこにもない。別に学園物でなくてもいいのだけれど、主人公側の成長と覚醒要素が入り込む能力バトル物に三十おっさんの出る幕がどこにあるんだろうか。子供が主人公を取れる理由は成長と覚醒要素があるからなわけであって、成長と覚醒要素もないお話に十代の主人公なんぞ出す必要はないじゃないか。そんなに三十代や四十代の男達が頑張る話を望むならば、今から戦場の兵士や任務遂行型の話を買いに走ればいいだろうに。何が不満なんだろうか。
少なくとも、FFに大塚ボイスのような主人公のキャラグラと設定を登場させるならば別物の戦闘システムになるはず。キャラグラや設定は話に合わせて使うから真価を発揮しているのであって、例えば異能バトル物の訓練シーンがアメリカソルジャーのような嫌にリアルに傾いている内容だったら邪気眼特有の面白さはなくなってしまう。ナヨ型主人公とゴツ型主人公は状況によって使い分けるようなもんだろう。キモヲタが主人公を取るとどこかシュールになってしまうのも同じような宿命だ。