2008-12-09

たもがみ。

自分は武人ではないが、歴史ファンとして孫子とか読むのが大好きな一人の人間として申し上げると、奴は武人ではない。

武人とは、相手がどんな卑怯な作戦をとろうと、負けは負けと認め、勝者の理不尽を受け入れるものである。そもそも、その覚悟をもって戦うのである。それが戦争である。

相手がルール違反をしたからといって、ゲームの結果を認めないのは、スポーツマンではあっても、武人ではない。

まして、国際政治戦争というのは、ルールがないのがルールなのである。

こんな奴が指揮しては、いくら兵隊が強くても、戦には負けるだろう。

そして負けた後に言うのである。「あいつはルール違反だ!」

だれが聞くかっつーの。

「勝てば官軍。負ければ賊軍。」

「結果さえよければ、手段はすべて正当化される。」

尊王攘夷派は、二次大戦からそんなことも学んでいないのか。

日本は、戦争の前に外交で負けていたのであるが、これはそれ以前の、もっと根本的な話である。

このような愚劣指揮官がいるのに、その少なくない人が、愚劣であることに気づくことができないようでは、中韓から、”反省していない”と言われても仕方のないことである。

まったく、お恥ずかしい。

たのむから、自衛隊はもう少しまともな武人を育ててほしい。

そうでないと、”自衛”すらできない。

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