冷蔵庫には鶏肉があったので焼いて食べようと思ってたけど、よったスーパーで秋刀魚が安く売っていたので、今日は秋刀魚を焼くことにした。二尾で198円のところ、半額シールが張ってあった。日付を見ると、加工日は今日になってる。よし、これは買いだ。
秋刀魚をパックから出し、表面を流水で洗い、ペーパータオルで包んでみた。試してガッテンによれば、こうすると皮が焼き網にくっつかないそうだ。皮が破れてしまうと身との間にある脂が落ちてしまうし、何よりも秋刀魚は皮が美味しい。
しばらく置いた後、ペーパータオルを除き、やや多めに塩を振り掛ける。腹は銀色で背は青色、「青魚」とはよく言ったものだ。当然、頭や内臓は取り除かないで、そのまま魚焼きグリルへ。尻尾まで入るか心配だったが、奮発してやや高価なコンロを買った甲斐があったというもの、問題なく二尾が並んだ。火は強火で、片面7分反して4分。あまり焼きすぎないよう注意する。所々焦げ目が付いた皮の下で身と脂がぐつぐつと、煮物かってくらいに蒸し焼き状態になれば焼き上がりだ。長めの皿に一尾を乗せる。
十分に塩をしたので醤油は不要、香ばしく焼きあがった皮の、銀色と青色の間の線に沿って箸を入れる。ここまでは普通。だがこの後、素人は背の身から食べ始める。これがよくない。入れた箸を軽く手前に引き、腹の身を腹骨から離す。背の身がある分、身崩れがなく腹の身が取り出せる。胸鰭から内臓の終わりまで丁寧に剥がしたら、それを一気に口の中へ。はいはい、そうそう。ここでビールが合うんだよ、と酒飲みなら言う所かも知れないが、あいにく俺はご飯党。用意した白飯を口に入れ、ともに咀嚼する。うんうん。「酒のつまみはご飯にもよく合うんだよ」という、大原社主の孫の名言を思い出した。よしよし。
腹の身、背の身を平らげ、腹骨を除き、内臓を味わい、下の腹骨を除き、背骨を引いて、残りの半身に手をつける。食べる間に零れ落ちた脂が下の半身に染み込む。あれ、もう終わりか。ではもう一尾に掛かりますか。
…という文章をダイアリに登録しようと思いながら料理した俺は、慢性はてな病だな。「大原社主の孫…美味しんぼネタは強いから、☆3つブクマ4つは固いな」とかどんだけ。
大原社主の孫じゃなく、谷村の息子だったかも。http://oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10360501
この前、地元の新鮮な魚が食えるくるくるすし屋で食った、サンマの寿司が最高にうまかったのを思い出した。 3皿6貫食ったなあ。焼くのもうまいけど、青魚は寿司がうまいから困る。鯖...
やっぱり,普通,焼き魚するときに内蔵取らないよねー? 前に取らないで焼いたら,おかしいって言われたんだけど。
http://anond.hatelabo.jp/20081106011942の元増田です。こんにちは。 青魚は寿司がうまいから困る。 http://anond.hatelabo.jp/20081106012742 青魚うまいよね。うちの地元でも回転寿司は基本青魚。秋刀魚...