一度の買い物のやりとりで、5~10回くらい「どうもすみません」を連発してくる。
どう考えても過剰である。
客が並んでるときに順番を待つのは当たり前だし、弁当を温めてもらって待つのも当たり前だし、会計を求められたときにお金を出すのも当たり前だ。
しかし、会話のたびに「どうもすみません」「どうもすみません」。
店長「お箸はお使いになりますか?」
おれ「はい、お願いします」
店長「はい、どうもすみません」
と、こんな調子である。何が済まないのだ!と思ってしまう。
おそらく「どうもすみません」というのは、その言葉通りの意味じゃなく、あいさつのようなものなんだろうが、正直いらいらしてしまう。
もう最近では「はいはい」と流せるようになったが、はじめの頃は「イラっ」というのが顔に出ていたと思う。
対応してくれるのがバイトの店員だと、正直ホッとする。
というわけで、何が客のいらいらを引き出すかは分からないので、客への対応というのは、意外と難しいのかもしれないと、少し思った。