思えば、君との出会いは偶然だった。
あの日、私が何を考えていたのかは覚えていない。
ただ、先行きの見えない自分の進路に対して、不安を募らせていただけだった。
少し面識のある、君の友達が、
なぜ、私を頼ったのか。
かなり前に、避けてしまった私を、
彼女は頼ったのだ。
そして、その隣に居た君は、
この私を嫌がることもなく、
そのまま受け入れてくれた。
実際、作業に入った時。
君は、また嫌がることなく私の横に居た。
君と過ごしたあの一瞬が、今すごく愛おしい。
またあの時みたいに、話したいものだ。
ツイートシェア