初めてなので聞いた話を書いてみる。
駅前旅館をしていたじいちゃんは、体が弱く兵隊にとられなかったので、
たくさんたくさん万歳をして見送る立場だった。
おかげで国に協力的だというので勲章をもらったり褒められたりした。
戦争が終わって兵隊さんが帰ってくるようになった。
じいちゃんは見送ったのだから、ちゃんと出迎えなければ駄目だと
汽車の兵隊さんに水を差しいれたりしてあげたそうだ。
一緒に行ってた母の話。
母は終戦の前年生まれだ。
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