図書館がホームレス排除に苦心しているとかいう件についての私からの提案
http://d.hatena.ne.jp/Romance/20080830#p1
ちょっと思い出話をさせてくれ。
何年か前、近所の公園に老人が捨てられていた。
かなりぼけが回っているようで意思疎通がままならない。
最低限の衣服と布団だけが財産のようだった。
かわいそうだったので、時々パンとかあげると
めちゃめちゃ喜んでいた。
毎日ぼーっと公園で座っているだけなので
だんだんくさくなってきた。
区役所に行ったついでに、徘徊で迷子の届けがないか
この捨て老人を保護できないか相談してみたが、
自分の意思がない人はどうしようもないんだそうな。
冬になって、老人は死んでしまいました。
ホームレスって結構そういう奴が多い感じがするんだ。
ぼけたり、うつで身動きとれなかったり、知的障害があるとかさ・・・
当時ばーちゃんのぼけが始まって、かーちゃんの兄弟と
もちまわりで面倒をみていたんだが、ぼけ老人の世話って本当に大変だ。
健康で元気な人がつきっきりで見てないとうんこアートはじめちゃうからな。
食事も特製、ふろは2人がかり、夜中は徘徊するんだぞ。
だから正直、捨てた奴の事を責められない。
自分だって、かわいそうだと思うけど保護はできない。
図書館に行ったとしても、臭いとか、閉館ですって理解できないから暴れるだろなぁ。
でも、ぼけちゃってるから生活保護の書類も書けないし
シェルターに行くことも、事情を説明して入所することもできない。
完全に福祉からこぼれおちてる層があるんだ。
じゃあ実際、その辺の福祉をなんとかしよーぜって話もあったんだけど
そういう人が気軽に住めるシェルターなんか近所にあったら迷惑だってんで
頓挫したって話を聞いた。
必要なのは死を待つ人の家なんじゃないかと思う。
ボケるのはほんときついよな… 「明日の記憶」を見たら(美化された映画にも関わらず)壮絶すぎて死にたくなった
救う方法があるならなんとかして救うべきだと思う。 脳細胞を培養して増やす方法も研究されているはず。 長生きすれば意思が戻るかもしれん。