今まで増田のことはなんとなく知っていた。
でもどこにあるのか良く分からなかったし(はてなTOPからの遷移が分かりづらい)、
ダイアリーやブクマに負けず劣らずの殺伐空間という噂を見聞きしていたので特に触る気もなかった。
記名で書くことに疲れ、ある時ふと肩の力を抜いて増田に書いてみた。
内容は他愛もないことだったり、短編めいた文章。
純粋にそこに書いたことに対する反応があった。それがなんだか嬉しかった。
それから幾らかほかの書き込みも読んでみた。
匿名ということもあり、投げっぱなしで荒削りな文章が多々あるけど、
その分そこに込められた気持ちも荒削りで率直なものが多い。
そんな荒削りな思いに胸躍らされることがしばしばある。
あれやこれやと人の顔色を伺いながら、いろんなしがらみに囚われている昨今、
なかなか実直な人の思いが見えてこないことが多い。
たまに見えたと思ったら、つまらない中小誹謗だったりする。
そんな中にあって増田は幾らかの「実直さ」を持った特殊な場所だと自分は勝手に思っている。
その「実直さ」が自分にはとても興味深い。