まず返ってきたのが「嘘だ」。
お陰でそれまでの半生を延々と語る羽目になり、
相手がようやく納得するまで何十分もかかった。
酒が入ってなかったら、あんなに舌も滑らなかったろう。
「いやー、ありえないわぁー」
そう相手は呟いて、それから、会話は途切れた。
ずっと。居酒屋が閉まる間際まで。
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