2008-08-16

最近妙な錯覚に襲われる

何気なく向ける視線の先に、いもしない人がいるような錯覚を覚えることがある。

それは風景に溶け込んでいるような感じで、常に視線から外れたところに何気なくいる。

当然ながら視線をそっちへ向けると誰もいないわけで、目の錯覚だという事が分かるんだけれども、逆に最近は、もし視線を向けなかったら、その「人の錯覚」は自分の中では「存在している人」として記憶に残ってしまうのではないか、と思い始めた。

もう一つ気付いた事。そうやって錯覚する「人らしきもの」は、記憶にある限りでは一人残らず「こちらを向いていない」。全員が横を向いているか、あるいは後ろ姿。そして錯覚を感じるのはすべからく屋外で、さらに自分一人でいる時だけという事。屋内だったり、人と会話している時に錯覚してしまう事は今まで一度もなかった。

原因はともあれ、こういう現象を幽霊の類と認識する人もいるんだろうな。

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