オレは絶対に察しない。
意思を持って。
おまえの気持ちを読むことはない。
そんなものはわかるはずがないからだ。
もしもオレになにかわかってほしいなら
説明責任はお前の側にある。
オレは理解しようと努力はするが、
説明されていないことまでは理解しない。
できるはずがない。
そんなことができると考えるお前は他人に対して過剰な要求をしている。
オレとお前の間には深く暗い川があるんだ。
日常生活をスムーズに過ごすために、普段はないふりをしているが、それは厳然と存在している。
もしも過剰な理解をオレに求めたら俺はお前を軽蔑する。
俺たちは全員まったく異なる人間であり、
コミュニケーションが不可能性の上に成り立っていることを忘れるな。