キャラ萌えっていうか、単純にしゃべり方とか受け答えのセンスとかが好きになっちゃうことはあるよ。そしてしゃべり方とか受け答えっていうのは内面と同じでその人そのものだと思う。言葉の選び方とか、受け答えの「間」とかさ。
逆に、好きな作家が合うから内面も合うのか、なんていうとぜーんぜんそんなことないからね。
どんなに趣味や考えが一致したって内面が合ってるってのとは全く違うし。
もっと言えば、合う合わないなんて、誰と付き合ったってぜーったいに合う人なんかいないよ。それが他人てもの。自分ちの両親見てればわかるじゃん。
どうせ誰と付き合っても合わないならさ、最初のフィーリングを信じてみることだよ。それが現実と違っても、そんなの違って当たり前で、それで怒ったりへこんだり悩んだりしながらそれでも最初のフィーリングを信じて付き合い続けていくのが、男女という名の他人同士でやっていくってことだし、それも両親見てればわかるはず。
ただそこで両親を参考にするコツは、両親そのものを参考にするんじゃなくて、おとんとおかんの「合わなさ」だけを参考にした方がいい。やっぱ男女関係自体も千差万別だからさ、うちの両親と違う感じの付き合いだから嫌だ、ってんじゃあそりゃ誰と付き合っても両親とは違う。でも一つだけ同じことがあって、それは「合わない」ってこと。それでも最初のフィーリングを信じて寄り添うのって、すてきやん?