偶然を"なんらかの形で理由づけしたい欲望"
まあここでの偶然が不運だったりすると、そういう不運に遭っていない人達にとっては、その人らにはそうなって当然の「何か」があった、その「何か」を持っていない自分達は安全だと思いたいものなんだろう。そして不運が深刻なほど不運は忌避され、より強力に理由付けのメカニズムが働き、その不運を受けた者は救われない。
でも最初の増田が言うように「ずっと不条理なことの連続」だったら、不安でいられないんだろうな、人間って奴は。
ふと思ったんだけど、上のメカニズムは、不運を受けた本人が生きている間は強く働くけど、本人が死ぬとリセットされるな。どうしてだろう。ここに、偶然を"なんらかの形で理由づけしたい欲望"を回避するヒントがないかな。