2008-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20080609155909

偶然を"なんらかの形で理由づけしたい欲望"

まあここでの偶然が不運だったりすると、そういう不運に遭っていない人達にとっては、その人らにはそうなって当然の「何か」があった、その「何か」を持っていない自分達は安全だと思いたいものなんだろう。そして不運が深刻なほど不運は忌避され、より強力に理由付けのメカニズムが働き、その不運を受けた者は救われない。

でも最初の増田が言うように「ずっと不条理なことの連続」だったら、不安でいられないんだろうな、人間って奴は。

ふと思ったんだけど、上のメカニズムは、不運を受けた本人が生きている間は強く働くけど、本人が死ぬとリセットされるな。どうしてだろう。ここに、偶然を"なんらかの形で理由づけしたい欲望"を回避するヒントがないかな。

記事への反応 -
  • 人間が生まれてから死ぬまで、ずっと不条理なことの連続だったらいいのにな。 因果応報とか自己責任という言葉が辞書から消えるくらいに、個人の行動とその結果が無関係だったら。 ...

    • 実際は徹底して不条理の連続でしかなくて、だけどその不条理の断片を勝手に頭の中で繋ぎあわせて合理性を見いだしているだけなんじゃないのかって思うんだ。映画で言うところのモン...

      • それこそ、近代以前は不条理な死に対して前世のカルマなんかを持ち出して、何とかしてその死を意味づけしようとしてたんだろうね。 現代でも、早期老化症のアシュリーちゃんは「神...

        • うん、そういうカルマだとかそういう"迷信"も、自己責任だとかの"因果関係"もそう違いのある話じゃないと思うんだよね。 だいぶ話は変わるかもしらんけど、結局そこにあるのは偶然...

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