下ネタで説明しますけど、例えば、フェラチオが凄く上手で、神の舌とか言われてるヘルス嬢がいるとしますよね。そんで、そのヘルス嬢の舌技がものすごいという事で、テレビに出たり、AVに出たりするようになる。でもヘルスはやめない。彼女は、自分のフェラチオに自信があったし、その彼女にフェラチオしてもらうと男達は多幸感に包まれて、例外なく彼女にとても優しく接することができたから。彼女を神聖視する男もいたし、性的な奉仕といえども、彼女はストレスなく仕事を続けることができたのですね。そのうち、彼女を信奉するフェラチオ好きの男達が、彼女の国があったらいいのに!と言い出します。そして、フェラチオ好きで、ダジャレ好きな男達が、彼女のことを、フェラチ王と呼び出すのにそんなに時間はかからない。だんだん彼女もその気になって、彼女の呼び名はフェラチ王でFA。そんで、いろいろあって、本当に彼女が国を作れることになったとしましょう。彼女の国。フェラチオの国。日本はどうなるんだろう。で、彼女は改名をすることになる。それは男達の希望でもあったし、彼女自身も国王になるのだから、これまでの自分ではいけないと思った。心機一転。それで、彼女は名前をフェラチに変えた。フェラチ王と呼ばれるために。そんで、戴冠式が行われる。戴冠式が行われるのは、東京ドームを改造してできたフェラッチオ。何だかわからないかもしれないけど、コロッセオみたいなノリで、フェラチオ好きで、ダジャレ好きな男達が作ったのです。戴冠式の日、フェラッチオにフェラーリで乗り付ける彼女。フェラッチオを見つめる彼女の胸には、万感の思いが去来する。彼女は既に40を超えているけれども、それでも尚、彼女は美しかった。55000人が注目する中、彼女は戴冠する。5万人のフェラチ王コールが静まるのを待って、彼女が発言する。「ありがとう。皆さん。皆さんのおかげで、私は、今、女王という夢にたどり着くことができました。できるなら、今ここにいる全ての人をフェラしたい!」女王は熱の篭った演説は、集まったフェラチオ好きの男達を感動&勃起させるはずだったが、集まったフェラチオ好きでダジャレ好きの男達の脳裏には一つの疑念が浮かんでいた。(女王……? フェラチ……女王? フェラチ王、じゃない……!)。先程のフェラチ王コール程の熱意が男達に既にないことに気付いたフェラチ女王だったが、演説を続けるしかない。フェラチが、男達の失望に気付いたのは後のことであるけれど、そのときはどうすることもできなかったでしょう。次の日からインターネットでは、この問題について日々、喧々諤々の議論がなされるようになります。フェラチ長(おさ)というのはどうか? 彼女の父を便宜的に王とし、彼女をフェラチ王女とするというのはどうか? 議論は果てることはなく、しかし、誰も彼女を認めないという立場をとるものはいない。彼女と彼女のフェラチオが大好きだったから。彼女は彼女で、国民を悩ませてしまっていることに心を悩ませ、それでもせっかく作ったフェラチオの国を手放すことはできない。二つの感情で、国全体が揺れ動いている。結局、何度目かの国民集会(決定権は王)で、王の呼び方として、「フェラチ長(おさ)」と「フェラ長(ちょう)」の二つの呼び方が提案されたとき、決定を迫られたフェラチ女王は突然「アーンビバレーンツ!」と叫んで、議会を飛び出した。男達は女王の奇行に驚きながらも、元来フェラチオ好きで、お祭り好きな彼らのこと、直ぐに「アーンビバレーンツ!」と叫んで、女王を追いかけた。追いかけっこは、女王がフェラッチオに入るまで続き、街中に「アーンビバレーンツ!」「アーンビバレーンツ!」という声が連鎖的に響くことになる。これが祇園祭りの起源といわれているけれど定かではないです。このときの女王の有名な台詞は、「あーん! 決めれーん!」と言ったのが、そのときフェラチオしていた為に「アーンビバレーンツ!」という風に聞こえたのだという説があるけれど、これも定かではないです。あと別に学生のうちにしっておくべきアンビバレンツのことは特にないそうです。よかったねー。