はてなダイアリー(はてダ)にやたらと長い脚注を書く人がいる。あれをやめてもらいたい。理由を以下に記す。
・はてダの脚注はマウスオーバーでポップアップできるが、7秒ほどで消えてしまう。長い脚注を書かれても読めない。
・はてダの脚注はクリックでページ内移動ができるが、上下に移動することで思考が脇にそれてしまう。その結果、読み手の本文への理解度が落ちる。
・1回目を脚注を参照しながら読み、2回目を本文だけに集中して読むという「2度読み」を読者に期待しているなら、それは傲慢である。ほとんどの読者は1回読んで終わりなのだから。
これを踏まえて、はてダユーザーには次のことを肝に銘じてもらいたい。
・最も望ましいのは脚注を使わないことである。脚注を使いたくなったら「その脚注は本当に必要か?」「本文に組み込めないか?」をまず検討すべきである。
・どうしても脚注を使わざるを得ない場合は全角56文字以内にするよう心がける。はてダの脚注をポップアップすると全角28文字程度で改行されるので、全角56文字以内ならば2行以内に収まる。上記の「ポップアップの表示は7秒程度」という制約の面からも好ましい。