今まで生きてきた中で一度も体験したことのない感覚。
それはあまりにも突然のことで、正直まだ戸惑っている。
自分に限ってそんなことはないと思っていた、それも既に過去の話。
今はただ、絶え間なく襲いかかるこの感覚に心を悩ませ、頭を痛めて。
でも
思えば、前兆のようなものはあった。
三月に入ってからというもの、寝不足でもないのに目に乾いているような違和感があった。
おかしいな、とは思った。けれど、気にしなかった。
先月はひどく不規則な生活を送っていたから、その影響がまだ残っているのだろう、と。
いずれなくなるだろう、と。
結果として、それは大間違いだった。
目の違和感は、はっきり痒みだとわかるぐらいに強くなって。
鼻水も出るようになって。
そして、くしゃみが止まらない時も。
ああ、そうか。
これが花粉症なんだ。
しきりに目をこすり、鼻をすすりながら、この文章を書いている。
毎年この季節になると、父や兄が眉間に皺を寄せていた、それを横で見ているだけだった。
そんな自分が、花粉症になるなんて。
わからない。こんな時、どうしたらいいのか。
つらい。つらいよ。
助けてください。誰か。
改善方法: ヨーグルトを食べる お出かけの時の対策: 花粉症用の使い捨てマスクをつけ、 花粉用めがねをはめ、 ツルツルの上着と帽子を身につけて外出すべし 以上