2008-02-17

鳩山法相冤罪発言

これを冤罪とすることはやめたほうがいいと思う。

マスコミは、捜査機関を叩きたいから「冤罪」というセンセーショナルな単語を使う。

しかし、冤罪とは本来「無罪の人が有罪とされる」こと。

今回は「無罪の人が無罪と明らかにされて」って事件。

裁判プロセス無罪の人が無罪と明らかにされるのは司法プロセスとして正常。

現在司法は、有罪率が高すぎると言われている。

有罪率が高いと、弁護人となる弁護士は減るし、裁判官の心証も有罪に傾く。また、検察官捜査機関が得た「有罪」という心証を確認する場が裁判所であると認識し、無罪のとなる事件を起訴することが評価にひびくと考える。

すると、正常な、裁判所裁判するということが行われなくなってしまうのだ。

司法改革、特に裁判員制度は、法廷での裁判を再構築するために進んでいる。

てか、マスコミ司法改革には賛成なのに、それを基礎とする考えに反対ってのはちょっとどうかなって。

もちろん無罪の人が裁判に巻き込まれるのは良くないが、司法システムは、無罪の人がいることを想定して「無罪」を用意している。

補償も少ないながらある。

それより、司法システムによる社会の安定を私達は望むのだと思う。

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