何度も何度も言い方を変えて同じ事を書く癖がある。
それは「分かってもらえなかった」時の恐怖(というといささか大袈裟ではあるが)ゆえだ。
分かってもらいたくて何度も同じ事を書く。
それゆえに俺の文章は「なげーよ」「うぜえ」「三行で書け」といわれがちだ。
エッセンスだけ書こうと思えば書けるが、どうしても「これだけでは分かりづらくなかろうか。もうちょっと例えを使って分かりやすく書いたほうがよくないか、ていうかそうしないと実感としてピンとこないかもしれない」等とうだうだ考えてしまう。すると長くなる。
しかし、思い出すに、学生時代受けた国語の授業で、「筆者は何故何度も同じ事を言い方を変え主張しているのでしょう。」という問題があり、こたえは「読者にわかってもらうため」だった。それを思うと、寧ろ長くてもいいのかな、とも思えてしまう。いや、まとめられるに越したことはないのだろうが、しかし、教科書に載るような文章でさえそんなに念押しして長文化しているというのにこの俺がすっきり短く内容をまとめられるものだろうか?…とも思うわけだ。
ごめん結論ない。
長いのがどうこうっつーより、突っ込まれたくないという自意識が透けて見えるのがうざい。突っ込まれるの嫌だから常にセルフ突っ込み前のめりぎみ。文章は投げたら後は読み手に任せ...
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誤読されたら、自分が誤読していないか見直すきっかけにすれば。 あと、他人はもともと書きたいことがあって、増田の文章に誘発されて書いてることがある。結構ある。その場合、そ...
これが自分の誤読の少ない文章の書き方かな。一応編集兼ライターで15年 ・繰り返すときは表現変えても2回まで ・TPOに合わせた表現 ・音読して語呂をチェック ・接続詞はできるだけ省...
作家ってそんな感じらしいよ。