「…あのね。私…死ぬかもしれない。」
「………?」
「首のちょっと下のところ腫れてるでしょ…さわってみても大丈夫だよ」
「確かに少し赤くなって腫れてるみたいだね、さっきエッチした時は気づかなかったけど…」
「つまり…癌ってこと?」
こういう時って目の前が真っ暗になるってよく言うけど、本当に真っ暗になるんだ。
「あ、お願いそんな顔しないで…私も辛くなるから」
「黙っておこうと思ってたんだけど」
人には癌を予防する遺伝子が2つあって、普通の人は両方ONで生まれるんだけど
彼女はそのうちの片一方の遺伝子がONになっていない…というようなやたら癌になり
やすい体質をもって生まれてきた…というのを聞かされたのは、その甲状腺の手術が
無事に終わってしばらく経ってからの事だった。
その頃には、この遺伝子の病気が少しづつ進行していて首の後ろにも脳にも
もはやどうしようもないくらい癌は増えていた。
親からこの遺伝病を貰う確率は50%だったとのこと。
どんなに生きたくても生きられない運命持った人だっているんだ。
むやみに癌になりたいとか寝ぼけた事言わないで欲しい。
生きたい人のガン細胞が俺にそっくり転移すればいいのに。
「…あのね。私…死ぬかもしれない。」 「………?」 「首のちょっと下のところ腫れてるでしょ…さわってみても大丈夫だよ」 「確かに少し腫れてるみたいだね、さっきエッチした時は...
OKだ。個人的経験を元に俺の意見に怒りを持つことを否定しない。 その上で俺は俺の主張を変えはしない。他人の個人的な経験に気を使って行ったらキリがないからな。
別にお前が死ぬ事に反対してるんじゃないだろうが、この人は。 ガンをそっくり転移、なんて出来るわけもない癖に、 ただ死にたい自分の欲望を、有り得ない他人の救済で美化しようと...
それ想像膨らませ過ぎじゃね?勝手に物語つくんなよ。
生きたい人が生きられなくて、死にたい人が死ねなくて。 現実は残酷だなあ。
そう、そういう話。別に誰かを救って美化されて死にたいよ、とかそういう意図じゃない。
死にたい人が命もパソコンも持ってて。はてな市民権など欲しくもない難民がばたばた死んで、ね。 飛び降りる前にクリック募金くらいはしていけば?
>「首のちょっと下のところ腫れてるでしょ… のど仏じゃないのか?
四行目さえなけりゃちょっとは共感できたのになあ。
生きたいという気持ちが強いとそうなる 年をとるとだんだん死にたいと思わなくなる
それあんま普遍化及び一般化して語れることじゃないと思う。
思わなくなる手前で投身してもらってもいい。福祉予算が削れる。