2008-01-27

1次流出源特定への警察国家的アプローチ

Winnyへのアプローチ。

全員の保持ファイルを常に監視しているから違法なファイルが増えた時点で1人目のIPアドレスを特定可能。

Shareだと。

機構としてアップロード時に分散アップロードするため、保持ファイルを常に監視したとしてもすぐには1人に絞り込めない。

ただし、同一人物が何度もアップロードしているならば積集合のIPアドレスを見てれば試行回数が上がる毎に対象が絞られてくる。

こうしてみるとあたりまえかもしれんがネットエージェントなんかがやってる流出元特定手法って結構警察国家的なんだな。

これで特定可能なのはP2PノードIPアドレス=1次流出源という前提があるからで、そうでない場合:Torとか経由した場合は1次流出源特定はややこしくなるのか。

ny作者さんも本に匿名性と効率はトレードオフと書いてたけど、結局検索機能が匿名P2Pセキュリティホールになるのだね。

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