2007-11-30

診断基準をみてみましょう。

次のうち5つ以上あてはまると演技性人格障害が疑われるようになります。

1.自分が注目の的になっていないと楽しくない。

2.他人との関係は、不適切に性的で魅惑的・挑発的な態度をとる。

3.あさはかで感情を表に出す。

4.自分への関心を引くために身体的外見を利用する。

5.感情表現オーバーなのだが、内容がついてこない。

6.芝居がかった態度や誇張して表現する。

7.他人や環境の影響を受けやすい。

8.対人関係を実際以上に親密なものとする。

となっています。

以上のことをまとめると、演技性人格障害は大きく4つの性格的特徴を持っています。

1.自己顕示性  自分を実際よりもよく見せたい。

2.情緒不安定性  一見すると他人を振り回して行動しているように思われるが、

その真実は実に小さく不完全なもので、危うさ、不安に満ちています。

       支配的に振る舞うことでかろうじて安定化を図っているのです。

3.被暗示性  情緒不安定と同じく、他人や環境に合わせることで、安定化を図るのです。

4.魅惑性  わざとらしく表面的で挑発的な態度にでるのは、背後に深い罪悪感を抱えていることが多いようです。

このことは、患者を魅惑的な行動に走らせる一因となっています。

この障害は本人に「治そう」という気がない限り難しい病気です。

多くの患者さんはアルコール依存症であったりうつ病病院を訪れることが多いようです。

http://anond.hatelabo.jp/20071129222145

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  • 演技性人格障害 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 演技性人格障害(えんぎせいじんかくしょうがい)は、日常生活の中において役者の演技...

    • 診断基準をみてみましょう。 次のうち5つ以上あてはまると演技性人格障害が疑われるようになります。 1.自分が注目の的になっていないと楽しくない。 2.他人との関係は、不適切に...

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