2007-11-28

悩みながら文字を重ねる

先に行った人たちはあぁだこうだいうだろうが,現在進行形で悩みを抱えそれについて考えている人にくだらないとかつまらないとかそれはまちがってるとかまじになっちゃってなんなのとかきもいとか理論的でないとか言ってることがころころ変わるとかそういうことを言ってもしょうがあるまい。

悩むことすら奪い去ろうとする人たち。それは救いの手を差し伸べているのではない。救いの振りをして深い絶望の中へ突き落とそうとする行為に他ならないのだ。もし自分が理性的で合理的できちんとした理論を持って言を成していると思うのであれば,見守ることをなぜしないのか。わざわざちょっかいを出し憤らせ,あるいは呆れさせるのか。わざわざ口を出し,勝手に放言し,それにかえってくる反発を逆切れだと罵るのか。

相手はあなたではなく,あなたは相手ではない。歩いている道は違う,似ている部分もあるだろう,参考になる部分もあるだろう。しかし違うということが本質的に変わるわけではない。先に知っているというだけで,少し経験値が高いというだけで,相手に介入し根本的な違いを認めず同質化しようとするのはなぜか。相手を一刀両断するのはなぜか。あらゆる差異を認めず,間違っていると糾弾するのはなぜか。その程度のプライドなら捨ててしまえ。

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