2007-11-26

私に漂うカリスマ性こそが、全世界を変え得る唯一の力なのだ。

増田帝国中央都市マスダーン三丁目にある宿屋の二階に帝国軍総指令本部がある。今日帝国領内から多くの使者が担当地域の戦況報告にやってくる。

「こら、増田!兵隊が足りねえぞ!もっと援軍よこせ!」

「今どき槍と斧で戦えるかっての!鉄砲よこせ!」

「おい増田!この間の戦闘に対する報償がバッジ一つとはどういうことだ!?」

「仕方ないだろう!いま、こづかいが足りねえんだよ!今、かーちゃんと予算枠の交渉中だ、そんなの後にしろ!」

ここは増田帝国中央都市マスダーン三丁目にある宿屋(ry。使者たちと激論を交わしたのち、私こと帝国軍総司令官キャプテン増田はベッドの上に横たわる。熱いワインは私の心を震え立たせるが、心意気だけでは戦争には勝てない。寄せられた情報をもとに、冷徹なほどに状況を分析していく。五丁目の共和国軍が静かにその領土を帝国軍に向けて拡大しているらしい。ここらで和平条約でも結んでおくか、、、。

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