いいか、時間というのは「意識」の産物なんだよ。意識が無ければ「時間」なんて存在しない。
たとえば今この瞬間全宇宙が停止していて、そのまま100年経って、また何事もなかったように宇宙が動き始めた……とする。そのとき「100年」という時間が存在したことをどうやって証明できる? 何一つ変化してないんだぜ。何一つ変化したことを認識できなければ、「時間」があったことなんて認識できない。そんな時間は「無い」も同然……というより事実「無い」んだ。そんなものを人間は「有る」とは呼ばないんだ。OK?
さて、話をぐっと個人的にしてみよう。あんた一人が認識できるモノがあるとする。あんた一人だけがこの世で認識できるもの。たとえばある感覚とか、そんなもの。世間の人に言わせれば「そんなもん存在しねえ、つーか無い」だけど、あんた自身にとってはとても大事で確実に存在していると感じることができるもの。さてあんたが死んだらそれは「有る」のかどうなのか。残念ながら「有る」とは言えないだろうな。たとえば誰にも一度も言ったこともないし気づかれたことのない、形にして証拠を残したりしたこともない誰かへの「思い」とかそんなもの。それはあんたの意識の消滅とともに「無くなる」としか言いようがない。
「時間」も同じだ。
あんたが死んだ後も、他の人は自分の主観が構成する「時間」の存在を感じているだろう。多分。しかしあんたの感じる「時間」はあんただけのもので、誰にも持つことはできない。あんたの主観において存在していた「時間」は、意識の喪失とともに存在しなくなってしまう。つまり「あんたが死んだ後の時間」など、あんたにとっては「存在しない」ものに過ぎない。「死んだらどうなる」というのは、「あんたが死んだ後の時間が存在するとすれば」という仮定の下の存在であって、その仮定が存在しなければそんな問いは問い自体が成り立たないとしか言いようがない。
まあもう少し即物的に言えば、限りなく死に近づいた瞬間脳は大量の脳内麻薬で満たされて完全にトリップしちまうかもしれない。そのときどんな幻覚を見るかは人によって違うだろう(たとえば立花隆「臨死体験」なんて良い参考になるんじゃね?)。でもそんな「幻覚」にホントに意味があるのかどうかは疑問。それを除けば誰かが言ってるように眠りに落ちる瞬間なんてのが一番近いだろうね。ちなみに「夢」は脳という器官の働きに基づいて見るものだから、純粋な「意識」それ自体が仮にあるとしてもそれは夢をみたりしないだろう。いずれにせよ、「意識」は肉体がその働きを止めた瞬間に消える、それこそ「意識」それ自体が幻のようなものだということができると思うよ。面白いよな。
死んだらどうなっちゃうんだ? 天国行くとか地獄いくとかあの世へいくとかいう話ではなく、意識はどうなるんだろうという話。 意識が消える瞬間を知覚出来ないだろうしどうなっちゃう...
いいか、時間というのは「意識」の産物なんだよ。意識が無ければ「時間」なんて存在しない。 たとえば今この瞬間全宇宙が停止していて、そのまま100年経って、また何事もなかっ...
http://anond.hatelabo.jp/20071120232509 ボクが浮気したなんてことはなかったも同然、というより事実「無い」ってことでOK? たとえば今この瞬間全宇宙が停止していて、そのまま100年...
それは違う。 奥さんにとって君の存在は、「浮気したと同時に浮気していない」状態になっているだけだ。 観測されないものは確定されない。 ただし、すでに奥さん以外の観測者がい...
分かりやすく言えば、あんた自分で 浮気した …って言ってんだから、すでに『浮気』は事実存在するだろう、ってことね。 http://anond.hatelabo.jp/20071121094034
誰一人「浮気」だと認識しなけりゃ、それは浮気ではないわな http://anond.hatelabo.jp/20071121131038
眠ってるときと同じじゃね。 ただ死ねば目覚めないというだけで。
じゃあやっぱり完全に意識はなくなってしまうんだろうか・・・ 眠っていたら夢を見るけれど夢も見ないだろうしなあ。 考えたら死ぬのが死ぬほど怖くなってきた。死にたくない。
そりゃあ死んでみないことにはわからん。 まあ、普通に考えれば意識はなくなってそれで終りだが。 しかし、意識がなくなることってそんな怖いことか? 毎晩眠ってるし、酒飲みまく...
意識がある時に「意識が消えること」を考えるのが怖いんだろ その怖さってけっこう無条件なものじゃね?
いや、それより「目覚めないこと」が怖いと思うんだが。
それ微妙に文学的に言い換えてみただけなような・・・
ちげーよ。 =「意識がある」、B=「意識がない」 =「意識が戻る」とすれば、 BBBBBBB どれだけBが続いても、からまでは、主観的には一瞬で終わる。 「意識がない」あいだの記憶は...
ごめん、長いしややこしくて読む気がしない。 いつか読んで返信するよ。約束する。明日になるか数年先になるかわからないけど。
…わたし、待ってるから。 いつまでもここで待ってるから!