10月11日行われた世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ以降、精神的に衰弱しているとみられる亀田大毅が、専門医の診察を受けていたことが25日、分かった。金平会長が「専門家に受診したと聞いている」と明かしたもの。試合直後には台所で包丁をじっと見つめるなどの異変が伝えられているが、精神科医などの診察を受けたもようだ。
大毅はこの日の話し合いにも同席しなかった。金平会長によれば、試合から2週間が過ぎた現時点でも、部屋に閉じこもって憔悴(しょうすい)し切っており、食事もほとんど取らない状態が続いているという。
協栄ジムとしての大毅への処分も26日に出るが、JBCからは1年間のボクサーライセンスを停止されている。「かなり重い処分。これ以上の処分となると選手生命にかかわる」(金平会長)と同様のものになりそうだが、「ボクシングを続けるなら公の場で謝罪が必要」と条件も加わりそうだ。
親父から離れることが大事だと思う。