「打ち込みなのに、まるでその人に歌ってもらっているかのように自然な感じで歌って(演奏して)くれる」
と言うのは確かに技術的にすごい。ゲームミュージックに、VJのプロモーションに、色々活用法が浮かぶし夢も膨らむ。
でも、作る事を趣味とする人や評価する事が趣味の人以外には、そんな事全く関係ないわけで。
それを、あえてそういった層の人にリーチさせるには、一般の歌手として同等、もしくはそれを超える必要があると言う事だろう。
平たく言えばCDに焼きこんでそれが1万枚なり売れてしまう事態になって初めて認められるのかなと
だとすると玄人跣の作詞家と作曲家が、今みたいな遊びの延長ではなく、これで飯を食うための足がかりにするぞ位の覚悟をもった瞬間がヴォーカロイドの社会的認知への始まりなのかな
…なんて事を思った。
プロが歌手ではなくボーカロイドを使うメリットは、歌唱者に渡る印税を自分がもらえる事。デメリットは作業時間がかかる事(つまりこれはコスト)。 で、歌手に渡るのはいくら位か...
画一化されたボーカロイド音源じゃ最初の一発くらいしか成功せんだろう。 信者が言うようなバラ色の未来はない。