2007-10-17

若者の車離れの考察

私の小さい頃は、家に車が無かった。

近所の家は、車を持っていた。

その車に乗せてもらうことが、すごく楽しみだった。

乗せてもらうと、ハンドルを小刻みに動かし、アクセル微妙に調整し、曲がる時はウインカー

動かし、止まる時には、ある距離から一定の減速で、停止線に止まらなければいけない。

ギアチョコチョコ変える理由が分からない。

運転というのは選ばれた者だけの特技、という印象だった。

もちろん、今と比べて、免許保有率は低いから、車を持っていて、運転できる人は、憧れ。

あの大きい機械を、あのスピードで、車幅+αしかない道に沿って動かしていく。

あの、密閉感に溢れたコクピットで、車を操る。自分の意思で、行きたい方向へ動いていく。

ゴーカートと今の車って別物のようだけど、昔の車って、ゴーカートみたいで、運転すること自体

楽しいし、運転するにも、癖があり、ある程度のテクニックが要った。

今はどうか。当たり前に家に車はあって、お母さんも運転している。

車はあって当たり前、誰でも運転できるもの、行きたいとこには電車のほうがはやい。道は渋滞

駐車場は高い。車は、オートマなど高度な技術で、誰でも運転できる。

車は人を選ばなくなった。憧れの要素がなくなった。

車は、人に媚びすぎだから、こんなに溢れたし、子供だって運転できる。

車は特別なものじゃなくなったんだよな

  • 若者の車離れというより、単に新車離れなんじゃないのかと。

  • 聞くのも野暮だが元増田の年齢が知りたいなと思ったり。 戦後すぐに生まれたうちの母なんかは、 自分が車運転できるとは若い頃は思わなかったねぇ。と言う。 道は渋滞とか、駐車場...

    • 愛知なら、下流以上なら家族数(成人分)と同じだけの車を保有してるよな 底流となると一家に一台(車検切れ、前後ナンバー不一致含む)になるが

      • 愛知なんて全然都会に見える日本海側在住者なので 車の台数は家族(成人)人数+αなんてのもゴロゴロしてるからなー。 軽トラとか2トントラックが必需品だったりするし。 維持のコ...

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