「○○で大変なんだよ!」
と言う人は2パターンある。
1)
「ほんとだねー、大変だよね……自分だったらとても無理だよ。大変だねえ」
と言うと、寧ろちょい怒った感じで
「いや、別にそこまでじゃないけどね。○○すると大変だけどでもいいことだってあるし」
2)
「でもさ、その経験はいい経験だと思うよ。大変だろうけどいいことだって…」
とフォローすると、ちょい怒った感じで
「いい経験っていっても、どうせ○○だし…いいことなんてほとんどないし」
と全てをいちいち否定し始めるパターン
1)は「そんなことないって!君は大変な立場なんかじゃないさ」と言ってもらいたい
2)はひたすら同情してほしい
これが、人物で別れているならまだ楽だが、大抵の場合どの人も両方の面を持っているので大変である。
おそらくこの差は、その時に本人が比較的前向きか後ろ向きかで決まるのだろう。
1)は実はまだ前向きである。弱音を否定してもらいたがっているので、本当は、「自分はまだいける」と思っている。その後押しをしてもらいたいのが1)だ。一見、その「後押し」を相手からひっぱりだしたいがために、「ダメなんだ。自分は全然ダメなんだ」と必要以上に卑屈になりすぎ、2)に見えることがあるので難しい。
2)はもう、ひたすら後ろ向きである。何を言ってもこの状態のときはダメである。全てを却下し、とにかく「自分はダメ」その一点において後押しをしてもらいたいという不健康な人間である。自分はダメダメなんだと浸りたい時期なのだ。冷静に分析すると、そこまででもない事が多い。こういう時は冷静に事務的に一つずつ悩みを解消していくのがコツである。
実際に大変な状況になってみると何故だかわからないけど、とにかく、大変なんだ!と叫びたくなる時がある。叫ぶ相手は誰でもいいし、人でなくてもペットに対してでも、暗闇に向かっ...