http://anond.hatelabo.jp/20070925220423
それは人間の感覚器官としての違いに起因するのではないかと愚考する。
俗説的な絶対音感の能力の一つとして、複数の音を同時に聞き分けることができるというものがあるけれど、これは耳の奥の蝸牛という器官に起因すると考えられている。高音の場合、あのぐるぐる巻いているかたつむりの奥に行く前に減衰し、低音の場合、減衰せずに奥まで届く。これは音の周波数を連続した値で分解できることを示している。
一方視覚における周波数分解、つまり複数の周波数による色を単色と見分けることは目の構造上不可能である。色の識別は網膜に存在する錐体細胞により行われる。ヒトの錐体細胞には三種類があり、それぞれ青、緑、赤を認識する。そしてそれぞれの錐体細胞の刺激の和を中間色として脳が認識しているのであろう。
周波数を分解できないということは、つまり、本来の信号と環境による雑音の区別がつかないということである。これでは絶対的な感覚としては不適切であろう。
きっと照明によってものの色の本質を見失うのは相対色感なんだよ。 赤いリンゴの色というのは赤い照明の元であっても、黄色い照明のものであっても、赤なんだ。 ごめんなさい。...
適当にも程がある。自重しろ。 絶対色感なんてものは存在しない。
でもさ、絶対音感だって、ドップラー効果が発生すれば同じ音が別の音階に聞こえるはずだよね? それは環境によるノイズとは言わないのか?