某合宿所スレまとめサイトを読んでいて、再読したくなって十二国記シリーズを順番に読み返していたのだけど、その中の「風の万里 黎明の空」がまさに押しかけ厨っぽくて笑ってしまった。
海客であるが故に不遇なときを過ごし、陰鬱と暮らしていた鈴が景王陽子に同じ属性を見出して会いにいけば遇してくれるのではと妄想してしまうところとか、祥瓊がかつて持っていたものを労せずして手に入れた(と勝手に思い込んでいる)陽子を逆恨みしてしまうところだとか。
そして、実際二人はそれぞれ自分勝手な理由(同郷だからなんとかしてくれるかも、労せず手に入れたのだからそれを奪ってもいいだろう)で景王に会いにいく。
まー、物語なので道中で二人はそれぞれの考えが間違っていたことに気付き、更正して行くのだけれど。
よくある押しかけみたいに労せず直接景王に会えたなら、彼女らも更正する事はなかったのかもw