2007-08-13

leibniz0に学ぶ後出しジャンケンの議論

leibniz0若しくはその信者がたまに言うセリフ

「あなたはこの文章の本当の意味を理解していませんね」「上辺だけしかとらえてない」

これは強い。完全な後出しジャンケン

自分が書いた文章に批判が出た場合、再批判の内容は前に書いた文章に拘束される。ところが、上のようなセリフを言ってしまえば、あとは自分の好きなように前の文章を解釈できる。文字になっていなくても行間とか文脈に詰め込める。

普通、批判の方が自分の意図と違う理解に基づいていたら、「言い方が悪かった」とか「言葉が足らなかった」とか、そういう謝罪が先に出るもんだと思うが、「お前の頭が悪いから正しく理解できないんだ」と言ってしまう。そうすれば、相手は「いいやお前の文章が悪い」という不毛な水掛け論に持ち込むか、グッとこらえて後出しの主張に対応するしか無くなる。後出ししてる方からすれば一度相手の出方を窺えるから、その後も有利に議論を進められる。ディベートでは許されないやり方だが、ネットでやるのは自由だ。

もちろん、最初の文章に詰め込める後出しにも限度があるが、お役所の文書みたいなもので、敢えて簡明な文章を避ければ、かなりの自由度が出てくる。「お前の頭が悪いんだ」と言ってしまうと波風立つが、「表現が悪かったかな」とか微妙に下手に出る言い方なら、相手も折れやすくなるし、そうやって修正して取り入れてみたらきっと口論に強くなれる。

  • いや単純に多くの人間が頭悪すぎて(または認めたくなくて)あのブログの含み を汲み取れないだけ。理解できる人は理解できてる。で、多くの人間は自分の馬 鹿を認めたがらないから...

  • 「一日3分であなたもモテモテに!」 「長年わずらってきた○○が治りました」 を連想した。

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