2007-08-02

不快な食卓

家族と食事をするのが嫌でたまらない。

奴らの欠点ばかりが目につくのが不快でしかたがない。

いや違う。人の欠点ならのんきに笑っていられる。無邪気に嘲っていれば良い。

不快なのは自分の欠点に気付かされるからだ。

父の自分が何か高尚な人かのように思いあがっているところ、祖母の人の話をきかないところ、母の都合が悪くなるとすぐ理論武装して逃げ出してしまうところ、祖父の意固地なところ。

いくつだって挙げることができる。すべて俺が嫌で嫌でたまらなくて直したいと思っているものと同じじゃないか。

ぞっとする。逃れる事の出来ない遺伝子の力を思う。

俺は嫌な人間だ。でもそれは彼らの息子だから?彼女らの孫だから?

違うだろう。向き合っていかなければいけない。

自分の欠点は彼らから受け継いだものかもしれないけれど、抗う努力は出来るだろうし、変えていけることだって出来るはずだ。

身近に反面教師がいるなんて素晴らしいことじゃないか。

俺は生まれ変わる。そうだ。新しい自分へ。

未来の食卓が明るく輝いたものになるために。

  • 遺伝子じゃない。それは単なる「習慣」だから。 幼い時からすり込まれた「習慣」を変えるのは難しいけれど、「遺伝子」を変えるよりは意味のある、可能性のあるチャレンジだと思う...

  • そのことに「気づいた」ということだけでも大きな一歩じゃないか。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん