ダメな中年を見かけると、怒りとかより、哀れさを感じてしまうようになった。
以前は、ダメな大人ってやつはと怒りを感じていたものだったが
近頃は、「そうとしかなれなかった」彼らが、哀れで、痛々しくて、直視できない。
彼らはどこで間違ってしまったのか。
おそらく、ダメな彼らの大半は薄々自分のダメな部分に気付いているのだ。しかしそこを直視できない。
もはやその年で、自分のダメなところを直視して、直し、立ち上がる気力がないのだ。自分を変えるほどの気力が無い。そりゃそうだ、もうその醜態のまま、人生半分を過ぎてしまったのだから。彼らは気付いてしまっている。その醜態が、自分自身であり、自分の人生だということに。今までの自分はダメだったと、新たに作り直していける若者とは違う、もうそれが、確立されてしまった自分なのだ。その現実が嫌で、だから、見てみぬ振りをする、そして、結果的にいつまでも醜態を晒し続け、若者から疎まれ注意される。そして図星だからそれにまた反発し、以下、暗黒のループだ。「そうとしかなれなかった」(いや、勿論、自身でそうしてしまったのだろうが)彼らの、なんたる哀れさ。いっそ一思いに皆死なせてやった方が幸せなのではないか、と思えるほどに、彼らが哀れで仕方が無い。
だからせめて、反面教師にしてやろうと思うのだ。
彼らを反面教師にし、せめて我々若者はあんな道を辿らないようにする。
そうすれば、まだ彼らにも踏み台という価値が現れるではないか。
それが彼らへの、せめてもの救いなのだろうと思う。
行間の幅をどうやっていじってるか教えて
はてなの改行はタグの挿入によって行われる。 改行がなく、続けて書いてあれば、幅は0。 改行されてあれば、その前後に一行分の幅ができる。 ↑こういう風に空白行を作りたいなら二...
はてなの改行はpタグの挿入によって行われる。 改行がなく、続けて書いてあれば、幅は0。 改行されてあれば、その前後に一行分の幅ができる。 ↑こういう風に空白行を作りたいなら...