定義1:非モテとは、他者からの肯定を殆ど得たことのない存在である。
(反論あるかもだけど、この記事内のみの定義と見て下さい)
定義1から、非モテが無精であることが結論される。彼らは肯定されたことがないために、自己を演出することのメリットを見出し得ずに育ってしまった。或いは見出し得なかったからこそ肯定されなかった。いずれにせよ肯定されることのない非モテにとっては演出は重荷と見えるであろう。彼らはそれを、自らには背負うことの出来ぬ重荷として、疲れた眼差しで呆然と見つめることしか出来ぬであろう。
定義2から、非モテが無精であり続けることが結論される。演出による肯定は可能であるかもしれないが、それでは彼らには意味がない。騙して肯定され、正体を見せたら否定されるなどということは、彼らにはきっと耐えられない。故に彼らはありのまま、無精であり続けるだろう。彼らはそれによってありのままの自己を受け入れる他者を、殆ど絶望しているとはいえ心の奥底では求めてもいるのであるが、しかし一般的に、人は演出に魅了され、魅了されたが故に素顔を肯定する。演出無き者は魅了せぬ故に、肯定もされ得ない。
天賦人権思想のない日本では人間であることだけでは尊重されないからね