腰は痛いし、頭からは痛い妄想が飛び出してくるし…
なんか、今日ひさしぶりに「トーマの心臓」の1巻を読んだら、あたまの中に妄想がひろがるんだ。それも酷い話でユリスモールが居なくなってから、彼を失ったこころのすき間に苦しんでいたバッカスとオスカーが、親密になることでそのすき間を埋めようとする、っていう下らない話。少し秋の見えてきた季節に二人は結局自分達がユリスモールになにもしてあげられなかった事とか、そしてなにもしてあげられなかったのに、ユリスモールがトーマとかエーリケとかの力で勝手に立ち上がっちゃった事とか、そのプロセスにあんまり噛めなかった事とか、全てを知りながらみているしかかなかった事とかを悔やみながら、親密になるんだ。で、見せ場のシーンは足元がだんだん紅葉してきた草っぱらで二人してタバコをすっていると、バッカスが突然オスカーの手を握るんだ。そして、オスカーはその手をそっと握りかえす。握りあった手をアップでうつして、背後にバロック音楽掛がBGMに流れて終わり。ってくだらねー。これがエンドレスで繰り返す。っていうか、なんで今「トーマの心臓」なの?