別に見えない自由が欲しいわけではないし、見えない銃を撃ちまくるわけでもない。
「あいつは毎日夜遅くまで残って研究している」とか思って、ガクガクブルブルしてしまう。
僕は、あいつと張り合おうとがんばってしまう。
そして慣れないことをするから疲れ切ってしまう。
そんな奴がごまんといることを思い、心境としては絶望の崖に立たされてしまう。
んだけど、実際には、あいつは、だらだら夜遅くまで遊んでるだけだったりする。
そして、僕のがんばりは十分なものだったりする。
脳内あいつみたいな奴はいることにはいるけど、ごく少数だったりする。
がんばるための原動力には、なるけど、無駄に焦る分、精神的によろしくない。
見えない敵に勝つには、周りにすぐ流されてしまう、自分に勝つことなんだろう。