2007-06-10

これはもしかして恋なのかしら。

いつも人の話を聞いてばかりいる人。聞き上手さん。その人と話していると大抵の人はいつのまにか、自分のことを話してる。

だからその人は人気者。皆自分の話を気持ちよくできるから。今日その人と一緒に出かけた。デートっちゃデートみたいなもん。まぁ今は友人。で、話してるうちに珍しく相手が自分の話をした。いつもと反対、今日は私が「うんうん、それで?どしたの??」って聞いてた。その人が自分のことを話すなんて珍しくってうれしかったしその話は楽しかったし、小さい頃の話なんて中々聞けるものじゃないから。でもその話をしてた途中に急にその人はバツが悪そうな顔をして黙った。

どしたの、って聞いたら、いや、なんでもない。そうだ、そんなのはどうでもいいんだ、それでお前の話なんだっけ、だって。突然終わってしまった彼の話に面食らいながらも、とりあえず私は自分の話に繋げた。

私の話じゃなくって、貴方の話をもっと聞かせてほしい。あの時そういえばよかったなぁ、と帰ってきた今思った。

男の人だからあんまり自分の話したがらないのかも知れないけど、少しだけ淋しく思った。

どうしたらもっとあの人のことを知ることができるんだろう。これはもしかして、恋なのかしら。

追記:初めて会った時は、この人は人を受け入れてるようで誰とも触れ合ってない人だな、って思ってた。

相手が笑ってても、それは会話を円滑にするだけのためのような気がして、信用できるようで信用してなかった。

でもその相手に、私は自分からアドレスを聞いて今日の約束をとりつけた。

…十分私はあの人を特別な扱いにしてるんじゃないのか?

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