2007-06-10

僕らは次の天才が生まれるまでの100年を過ごしている

過去の栄光を語る時は未来が信じられない時なんだと思う。


1ヶ月に1人は新しい歌姫が現れる。

ベストセラーの話は会話の中で出てくることはない。

歴史に残ると絶賛された映画は半年後にはワゴンで叩き売られる。

天才と言われる人は1年もすれば忘れられる。

カリスマじゃないものをカリスマにしようとしてうまくいくわけがない。

それは別に、ネットが普及して人々が多様な価値観を持つようになったからではなく。

天才がそんなに毎年ポンポンと生まれてくるわけがないからだ。

たぶん、僕らは次の天才が生まれるまでの100年を過ごしている。

それまでは、どうでもいいものを良いものだと囃したて続けるしかないのだと思う。

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