親が小児科医。どこか運命論者的なところがある。
おそらく、幾度となく医療の限界を見、無力さを味わうかの仕事は、死は運命的なものなのだと思わないとこなせなかったのだろう。
慣れてしまって軽視しているわけではなく、受け入れざるを得なかったのだと思う。
「ブラックジャックによろしく」の彼みたいなことをいちいち感じ、感情を突っ走らせていたら、医者はもちろん受付業務すらできないんじゃないかな。彼らはなにより、冷静な精神状態下における正確さを求められてるんだから。
身内の死には普通に号泣していたよ。数日後に「あの歳でよくもったよ」なんてあっさりと思い返してたけど。
あと、「患者はメチャクチャ辛いが病気としては重篤ではない(風邪の一番辛い時期とか)」状態の身内にすっごく冷たい。「2日で治る」とか言って遊びに行っちゃう。確かに言ったとおり治ったけど一番辛いときに看病くらいしろよと何度思ったことか。
医療関係の仕事についていると人の死が日常茶飯事になってしまい 命を軽視する傾向にあるというのは本当なんでしょうか?
親が小児科医。どこか運命論者的なところがある。 おそらく、幾度となく医療の限界を見、無力さを味わうかの仕事は、死は運命的なものなのだと思わないとこなせなかったのだろう。 ...