その日ぼくわ遊歩道にて夕日を眺めておった。歩道橋に訂正しよう。
夢を見ているやうだった。ぼくの眼下には沢山の車や人、二輪の自転車が通っていったのだ。
中には洗い熊なんてのもいたやうに思う。そいつはスプーンを抱えて走り去っていった。
歩道橋からはおもちゃ屋さんが見えるのであって、平凡な市にあるちょっといい感じのおもちゃ屋さんがある。ぼくもそこへ何度か行った事がある。最初に買ってもらったのは母におねだりして買ってもらったロックマンとなんのソフトだったか。あの頃の時代の町のおもちゃ屋さんというのはファミコンが置いてあっても定価のままで売っておった。だから大分お金を僕のために使わせてしまったに違いない。今でもたぶん永遠に感謝している。
ほんとはつづくけどここで終わりにしよう。
知った道をてくてく歩いていくそんな平凡な事が幸せなことは今も昔も変わりがないことを思い出している。
今では帰る場所も無く、孵る場所も無くなってしまった。
あの鳥のやうに、私の猫のように、帰る場所を探しながら死ぬかもしれず、明日も知れず。ただただただただ……
誤字多いけど、ノスタルジックな気分になったよ。
っ歴史的仮名遣い
つ詩的言語
っProlog